| アシカの悲劇? |
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鼻先にボールを乗せる曲芸といえばオットセイが有名。ところが現在サーカスなどで曲芸をしているのは、ほとんどアシカ。どちらもヒレアシ類アシカ科で体の大きさ、見た目がよく似ている。どうして変わってしまったのだろうか。
オットセイは全身がビロード状の綿毛におおわれ、北欧やロシアなどでは毛皮として珍重されている。毛皮目当てに乱獲され、絶滅の危機に瀕したこともある。一方、アシカには綿毛はないのだが、オットセイよりも食いしん坊で、エサ欲しさに一生懸命芸を覚えるため、芸は上手。 また暑さに弱くて飼いにくいオットセイに比べると丈夫で飼いやすいアシカはサーカスにもってこいの存在。そんなわけで、徐々にアシカに変わっていったのである。ただし、高級な毛皮のイメージのあるオットセイの方がイメージがいいらしく、オットセイの芸、と呼ぶことの方が多いのだとか。アシカはオットセイの名のもとに働いている、ということ? |