ボールのえくぼ
ゴルフボールの表面は卓球の球のようにツルツルではなく、たくさんの凹みがある。これはディンプル(dimple:えくぼ)と呼ばれるもので飛距離を伸ばし、弾道を安定させるために必要不可欠な工夫。ディンブルが無ければ1/3から1/2程度しか飛ばないという。
一般に飛んでいくボールの前側に当たる空気はボールの後ろ側へと流れていくが、後ろ側の気圧が低くなる。そのためボールが後ろへ引っ張られて失速してしまう。ディンプルによって表面に小さな空気の乱流が生じボールを覆う膜のようになる。これが前から後ろへの空気の流れをスムーズにし、後ろの気圧の低い渦を軽減、飛距離が伸び、また同時に打球時のバックスピンが生かされ揚力を生むというわけ。
元々は昔のガッタパーチャボールというゴルフボールを使っていた頃、多少古くなったものの方が遠くに飛ぶということを経験的に知ったのがディンブルの由来になっている。現在でもどれぐらいの数や大きさ、深さや並べ方にすればよいのかは各メーカー研究していて、ディンブルの数は大体400〜600ぐらいとなっている。


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