防毒マスク
頻発した異臭騒ぎ、地下鉄サリン事件、そしてアメリカの同時多発テロ。世の中が物騒になってきた今日この頃、自分の身は自分で守るという考えで、防毒マスクぐらいは個人でも気軽に買えるようになっている。軍隊用、消防用などいろいろな種類があるが、どういう仕組みになっているのだろう。手頃な携帯用の防毒マスクを一つ(全顔覆うタイプ)を例に挙げてみると…
まず頭から顔にかけては、ポリクロロブレン・ラテックスと呼ばれるラバーフードで覆われ、厚さ0.35mm、伸張率は10倍、150℃までの耐熱性を持つ。目の部分はポリイミド材質の特殊プラスチック、350℃までの耐熱性を持つ。そして最も重要なのは口の部分にあるフィルター。デュアルフィルター構造と呼ばれる構造で、有毒ガスを濾過することが出来る。
外側から順に、耐火素材ネット、濾過効率90%以上の粒子フィルター、吸着力と吸収力に優れた活性炭繊維フィルター(二層構造)、そして皮膚に直接当たる部分は刺激の少ない布という具合。サリンなど、浸透性が非常に高い神経ガスでも、最大20分間防げる。逆にいえば、防毒マスクは永久的に使えるというわけではないということなのだが。
実際の値段はタイプにもよるが、1万円程度〜ン十万円というものまである。値段が高ければそれなりに性能も良くなるが、個人だと1万数千円程度のものが人気があるという。このご時世、1人に1つ、いかが?


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