防水と洗濯
コートや鞄、靴に防水(撥水)スプレーをかけておくと、水をはじくだけでなく汚れにくくなるという効果がある。それでも汚れてしまった時は洗わなくてはいけないが、防水なのに洗濯できるのは何故だろう。
防水スプレーの主成分はフライパンの焦げ付き防止にも使われるフッ素樹脂。エタノールなど揮発性の液体とともに吹き付け、表面をコーティングしている。とは言っても完全な皮膜を形成するわけではく、水分も長時間付着していると通過してしまうため、洗濯は可能というわけである。
ただし防水性の高いレインコートやスキーウェアの場合、洗濯機で洗うには注意が必要とされる。脱水は遠心力で衣類の水分を外側に飛ばすが、防水性の高い服は水分を通さず保持、洗濯槽内で重さが偏り、異常振動を起こし、時には故障の原因となることもある。


                戻る