カバードブリッジ
映画「マディソン郡の橋」で知られる屋根付きの橋はカバードブリッジと呼ばれるタイプの橋で、欧米には多く残っている。最近では取り壊しが進み、保存協会なるものもあるが、なぜ屋根が必要だったのだろうか。
1つは雨対策。木材を使って作られていた橋は雨にさらされると腐ってモロくなる。もう1つは紫外線対策。太陽光に長く当っていてもモロくなる。そこで屋根をつけることで橋を守っていたわけ。雨宿りの場所としても、馬が水を怖がらないためにも役立っていた。
日本にもカバードブリッジがないわけではないが、日本の木造の橋は木自体が上質のものであったこと、橋の形や板の配置を工夫して水はけを良くしていたことで対策をしていた。また重要な橋には欄干の柱に擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)と呼ばれるタマネギ型の装飾が施されている。これは断面からの腐食を防ぐという意味もあったという。


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