どんぶりの模様
今や日本の国民食とも言われるラーメン。日本各地、数え切れないほどのラーメン屋があるが、使っているラーメンどんぶりを見ると似たようなものが多い。どんぶりの縁に赤い色での渦を巻いたような模様、何の意味があるのか。
この模様は「雷文(らいもん)」と呼ばれるもので、文字通り雷の稲妻を表したもの。紀元前1500年ごろの殷の時代より、中国では雷が天の意思を示すものと考えられ、それを伝える皇帝など、高貴な人の身の回りのものにあしらう文様とされていた。
それがなぜラーメンどんぶりに?というのは、はっきりわかっていないが、高級な中華食器にあしらわれていたものが一般化したという説、明治時代にラーメンが東京で紹介されたときに、豚肉を食べる習慣のなかった日本人に食べてもらえるよう、どんぶりに雷文を、中央にナルトを置き、嫌気を封印していたなどの説がある。


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