| 衛星中継の遅延 |
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私たちが日本にいるとして、海外と日本を衛星を使ってテレビ中継する場合、日本から相手に話し掛けると、かなり時間が経ってから反応する。これに対して、相手の映像と声はすぐ聞こえる。日本→海外、海外→日本、どちらも同じように遅延が生じるはずなのに、なぜだろうか。
通常の国際電話では高速な光ファイバーを使う。日本→海外の場合は、これを使うことが多く、こちらの声が即時に先方に伝わる。ところが海外→日本の方向は映像と音声を一緒に「衛星」を使って送ってくる。衛星を使うため、相手の声と映像は遅れて届く。 あれ?と思った人もいるのではないだろうか。実は、日本→海外が遅れるというのは大きな誤解で、遅れているのは逆に相手の声と映像の方。こちらの問いかけ(音声)は即時に伝わっているが、その答え(映像と音声)が届くのに時間がかかる。したがって、テレビで見る相手の映像・音声は数秒過去のもの、ということ。相手の映像と音声が同じように遅れるから、逆に見えるのである。 |