| エレベーター安全対策 |
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横着と言われるが、階段よりも安全とされるエレベーター、本当に落ちることはないのか、本当に安全なのか、考え出すとキリがない。いつ何があるかわからない。停電中の落下でも止まれるのだろうか…?
まず最も基本となるワイヤー。このワイヤーは最大積載重量の10倍以上の安全率を見込んで設計されており、さらに磨耗や疲労に関しては非常に厳しい基準が設けられ、この基準をクリアできなければ、即交換される。 これだけでも切れる確率はかなり低いのだが、さらに法規によって通常速度の1.4倍の速度を超えないうちにエレベータを停止させる非常止め装置の設置を義務付けられている。これは、規定の速度を超えるとバネや振り子によってガイドレールを掴んだりするので、停電でも作動する。(この速度を落とす装置だけでも、何種類か設置される。) もうここまであれば十分…だが、さらに昇降路の一番下には緩衝器の設置が、やはり法規によって義務付けられていて、これによって落下による衝撃は最大限に吸収され、最後の砦となる。緩衝器にはバネ緩衝器や油入緩衝器があり、最大落下高などの条件に応じて変えられる。 この他にも法規によって義務付けられた安全装置は数多くあり、さらにメーカー独自に作り出した装置も採用されるため、特殊なエレベーターを除いては、落下事故は無いと言われる。もちろん、定期的に徹底された検査は必要である。また、昇降路の形にもよるが、急激に落下すると、下の空気が圧縮され、それ自体がエアクッションの役割を果たすこともある。 |