| 「演歌」 |
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もう今の時代にあっては、ある意味で特殊なジャンルになりつつあるこの「演歌」だが、もともとはあの「曲調」を指すものではなかった。 明治時代、急速に広まった自由民権運動は、政府の弾圧で様々な迫害にあった。演説会場も官憲によってつぶされるため、困った自由民権の壮士は、演説がだめなら歌があると、演説会場で演説すべき言葉を歌詞に置き換え、街頭に立ち、民衆に対してわかりやすく歌った。「演説」を歌うことが本来の演歌の意味だったのだ。 ちなみに知っている人の方が多いと思うが、「コブシを効かす」というのは、「拳」ではなく、「小節」である。演歌といえば「拳」に力を入れて歌うというイメージが強いせいか、最近の若者の間では勘違いしている人が多いようだ。 |