風呂敷のワケ
検察官や弁護士の荷物というと風呂敷。昔からの伝統というのもあるが、もちろんそれだけでは廃れる。いろいろな場面で便利ではあるが、一般的に時代遅れのイメージのある風呂敷を使うのは、あの職業独特の理由があるから。
結論から言えば、荷物が多いこと、まとまりが無いのが原因。裁判ともなると六法全書だけでなく、数々の書籍、資料、メモ書きの山でカバンに入れにくい。また中身だけでも重いのに全部が入るカバンとなるとかなりの重量。それよりは、中身が多くても少なくても対応できる風呂敷が便利なのである。
そしてもう1つ。大抵、検察庁は裁判所のすぐ近く。裁判所に書類を提出しに行き、帰りは手ぶらということが出来るのは風呂敷の凄さ。現に検察官の9割近くが風呂敷を愛用しているとか。ちなみに弁護士は事務所がいろいろな所にあるため、検察官ほどの愛用者はおらず、年配の人に多い程度。


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