オジサンのつぶやき
   【が】と【も】

「盗人にも3分の理」という慣用句がある。
捕らえてみれば、訳ありの盗人で同情する余地もある、と言う場合、
このような慣用句も使われよう。
しかしこのような場合でも、盗人に入られた人が悪いとは言わない。
チョット前に有名な(?)大学生たちによる「集団暴行事件」が発生し、その
事件に対して様々な波紋が起きている。
その代表破廉恥男は自由民主党の衆院議員の大田誠一。
いまさら、その発言内容についてとやかくいうつもりは無く、女性団体を始め
各所で非難を浴びているのであとは本人の品位のある責任の取り方のみであろう。
実は被害者と同世代の女性たちが揃って「そんな所に行くのが悪い」と言っている、と
その有名大学出身のあるTVキャスターがその顛末をある雑誌に載せていた。
「どのような結果になるのか予想できるような所に行く」方が悪いと被害者に批判的だという。
この理屈でいけば、泥棒や強盗にやられた時、きちんと戸締りしないのが悪いとか、そんな
危ない所に行くのが悪いとなってしまい、泥棒や強盗はどうなってしまうのだ、と。
そのキャスターは一所懸命彼女たちに反論したそうである。
「やっぱり泥棒や強盗は悪いと思うでしょ。詐欺の時には、だますよりだまされるほうが悪い、
と言うこともあるが、ではレイプはどっちだと思うの?
泥棒や強盗に近いのではないかな・・・・・・・・・・・・」
どうやら議論の末、彼女たちの結論は、「」と「」をきちんと使い分けることだったそうである。
『もちろん男悪い。だが、女悪い』
この言葉の前半の部分が欠落して、後半部分だけが一人歩きすると、そして「」の替わりに
」になると全く異なる内容になってしまう、という危ない会話が世の中に結構飛び変わっている
という話であった。

<2003.7.27>



戻る   感想はこちらに