| ガラスの状態 |
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珪砂、炭酸ソーダ、石灰などを原料に作られるガラス。このガラスは固体か液体かと聞かれると多くの人は「固体」と答えるだろう。もちろん間違いとは言い切れないが、分類上は「液体」として扱われることが多い。
一般に固体は分子が規則正しく並んだ結晶構造を持ち、安定している。ところがガラスの構造は不規則で、むしろ液体に近い状態。熱を加えるとある温度で突然サラサラになるのではなく、徐々に粘度が低くなり1500℃前後でサラサラになるという具合。つまり固体に見えるガラスは、非常に粘度の高い、固化した液体というわけ。→ガラス状態 ガラスは物質的にはアルミ合金の8.5倍もの強度を持つ。にもかかわらずガラスが割れやすいのは、製造時に表面に無数の小さな傷(クラック)があるため。それに加え結晶構造を持たないガラスは、一度ヒビが入ると一気に進行してしまうのである。 |