| ガラスで防煙 |
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デパートやオフィスなど大きな店舗や施設では、天井から高さ数十センチのガラスの壁がぶら下がっているのをよく見かける。区画を仕切るようなその壁は単なる飾りのようにも見えるが、実は大切な役割を持っている。
これは建築基準法施行令で(排煙装置の代わりとして)設置が義務付けられている「防煙壁」と呼ばれるもの。他にも「垂れ壁」や「防煙垂壁」と呼ばれ、ガラス製のものは特に「ガラス防煙垂壁」と言う。平時の圧迫感や見通しの悪さを軽減するために、強化ガラス・耐熱ガラスで出来ている。 火災時に発生する一酸化炭素などの有毒ガスを含む煙は、上に向かって移動し天井に沿うようにして広がってゆく。そこで防煙壁は煙が避難経路(廊下など)や上層階に広がるのを一時的に食い止め、避難に必要な時間を確保する目的で設置されている。 |