へそ隠しで避雷?
雷が鳴ったら"へそ"を隠せ…という話がある。雷様がへそを取ってしまうからという理由の一種の迷信で、全国的に広く知られている。では何故雷様がへそを取るなんて事になったのだろう。へそが好物な雷様?
迷信には教訓から生まれたものがたくさんある。へそ隠しもその1つで、雷は木のてっぺんなどの高い所によく落ちるから、雷が鳴っている時は体勢を低くして移動、あるいは地面に伏せていれば大丈夫、というのを経験的に知っていたのである。つまり、へそを下に向ける、隠すということ。
一方で、へそやその下辺りの丹田は体の中心で非常に大切なところ。雷様は雷を落とすと、へそから魂を奪い取り、人を死に至らしめるとも考えられていた。へそ好きというよりは、へそだと命を落とす、という意味もあった。また雷の多い夏に油断してへそを出して寝ていると風邪をひく、おなかが痛くなるというのもへそ隠しの理由ではある。


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