日の出・日の入りの瞬間
毎日のように新聞の片隅に「今日の日の出・日の入り時刻」という欄があります。ところで、この日の出・日の入りというのは、どの瞬間なのでしょうか。半分出たとき?それとも...。
実は太陽の「ヘリ」が地平線にかかった瞬間のことをいいます。つまり、日の出とは太陽のヘリが地平線に顔を覗かせた瞬間、日の入りとは太陽の上のヘリが地平線に沈んで、太陽がまったく見えなくなった瞬間です。この事は、意外に知られているのですが、これから類推して、月の出、月の入りも同じように決められているのだろうと思ってしまうのですが、そうもいかないのが現実。月の出、月の入りとは、月の中心が地平線にかかった瞬間をいうのです。
では、なぜ月の場合は太陽と違う基準を採用しているのか。考えてみれば分かると思いますが、月には満ち欠けの現象があるからです。上のヘリと決めたのでは、三日月のときなどは、ほんの小さな点ですから、観測が難しくなります。月の中心でしたら、三日月の場合でも、この一部から円の中心を求めるのと同じなので、すぐに分かるというわけ。


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