骨と炭酸
炭酸飲料を飲んでいると骨がとける、昔からよく言われる脅し(?)文句。飲めない人もいるが悪く言われる割には人気の飲料。ではそもそも何故炭酸飲料が骨を溶かすなんて言うのか。
人間の骨はカルシウム、正しくはリン酸カルシウムを主成分としている。これが酸性の液体に浸されると溶け出してしまう(脱灰現象)。炭酸飲料は弱酸性だから骨を溶かす…が、炭酸飲料に限らず酸性の飲み物や食べ物は他にもある。炭酸だけが骨を溶かすわけではないのである。
本当は炭酸飲料を摂取しても普通に消化、分解・吸収されて骨に直接触れることはない。口の中に長い間あるわけでもないし、唾液によって中和されるから歯にも影響は少ない。炭酸飲料が悪く言われるのは炭酸ではなく、それに含まれる大量の糖分のため。要するに甘いものは虫歯の原因になるから控えなさい、ということだったのだ。


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