| 字幕書体 |
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海外映画の字幕に使われる文字はあちこち切れていて特殊な書体。手書き風の字幕は実は本当に「手書き」。最近ではコンピュータで打ち込むこともあるが、手書きのものは「タイトルライター」と呼ばれる人の技術によるもの。
映画は大きなスクリーンに映し出されるが元は35mmの細いフィルム。これよりさらに細い領域に小さい文字で字幕を入れるのは非常に難しい作業。薬品で表面を柔らかくしたフィルムに、凸版にした手書きの字幕を押し付ける。表面の皮膜を取り去れば字幕が出来る、という手順。 この時、囲まれる部分が出来るとその中の皮膜まで取れてしまう。だから例えば四角で囲まれる文字は1〜2ヶ所の角に隙間を空けて「空気穴」とする。他にも空気穴のための決まりごとがたくさんあって、難しい漢字は簡略化されたりして、特殊な書体となるのである。この字幕で使われる書体は映書体やスクリーン体などと呼ばれ、タイトルライターとしての技術を習得するには相当の時間がかかるといわれる。 |