順路帳
近はインターネットの普及もあって、新聞をとっていないという人もいるが、休刊日以外は毎日欠かさず配達してくれる日本の新聞。配達人は大体ひとりあたり200〜300軒を担当しているが、ほとんど間違えることなく配っている。これは「順路帳」があるからこそなせる技。
順路帳は毎月1回作られるもので、新聞社、販売店によって違うが、配達先の住所、氏名、順路記号、新聞の種類、集金時期、契約期間などが書かれている。順路記号とは、1軒目の配達先から最後の配達先に至るまでの順路を記号で書いたもの。例えばこんな具合。

「2ト」2軒隣り 「2│」2軒左隣り 「スム」筋向い
「V」来た道を戻る 「RP」赤いポスト 「DP」ドアのポスト
「┬ →」突き当りを右折 「↑├」曲がらず直進

記号の意味さえわかっていれば、誰でも配れるようになっているという。これがあるおかげで、新人の教育は数回で済む。また、1週間ぐらい配達すると、順路帳を見なくても配れるようになるらしいが、急遽他の人に代わってもらった時などには必携品。世界有数の部数を誇る日本の新聞は、この記号によって支えられていると言っても過言ではない?



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