重文と国宝
重要文化財と国宝。文化財保護の目的で指定されるものだが、貴重で価値のあるものということ以外あまり知られていない。重文と国宝の違いは何なのか、指定されると具体的にどうなる?
文化財保護法に基づき指定される重要文化財。これには建物や工芸品、古文書などの有形文化財、演劇や工芸技術などの無形文化財、祭りや風習などの民俗文化財などがある。このうちさらに貴重とされるものが国宝として指定される。2004年8月の時点で国指定の重文は12,426件、このうち国宝は1,068件。ちなみに「人間国宝」は無形文化財に指定された人の通称であって国宝ではない。
(有形の)重文や国宝に指定されると公開と適切な管理の義務が生じる。また勝手に譲渡することは出来ず、保管場所を変える時にはその都度届け出が必要など自由が利かなくなるが、管理や修理に関しては国や自治体から補助金が出る。個人の所有物が指定されることもあるが、管理の難しさから国へ売り渡すことも多いという。


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