花粉カウント
毎年2月ごろからよく見られるようになる花粉情報。気温や風向きから予測するにしても重要なのは実際の観測データの蓄積。杉の木のそばなら見えるが、他では大気中を飛ぶ花粉なんてなかなか見えない。そんな花粉をどうやってカウントするのか。
一番普及しているのがダーラム法で集めたものを数える方法。周囲に障害物のない建物の屋上などに設置された円形のテーブルの上にワセリンを塗ったスライドガラスを設置。その上には円形の屋根がついている。これを一定時間で交換し、染色剤で花粉を染める。顕微鏡で1平方センチメートル辺りの花粉の種類と数を観察するというわけ。
ダーラム型捕集器は捕集効率が悪いため、他にも方法がある。例えばIS式ロータリー型捕集器。これはダーラム型に似ているがスライドガラスを45度の角度で設置、尾翼で風上を向くようになっている。もっと高価なものだとリアルタイム型計測器というのもある。これは毎分一定の空気を吸引し、さらに花粉の種類や数までも計測してくれるもの。非常に便利だがその値段のためにあまり普及していない。


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