| 【感動メール】 |
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戦後「唯一の原爆被災国」と言いつづけてきた日本。 しかし例の「9.11」以降、日本と同様に不名誉な仲間入りさせられた国がある。 それが「アフガニスタン」と「イラク」。 もっとも原因は「劣化ウラン」。 いずれも張本人は、あの米国。 まあ、こんなことはいまさら声を大にしても始まらないので、今日は毎年8月に行われている 恒例の各種イベントとは一味違ったイベントに参加した人からのメールを紹介します。 ******************************************************************************** ●大塚卿之さんのメール● 「平和のための小行進」に参加してきました。大変有意義でした。 神奈川県といっても静岡県の境にある山北町の駅に集合時間の8時に行ってみました。 これから3日間の行進のスタートを応援したいと駆けつけたわけです。 スタートを見送って帰るか、1時間くらい同行して松田駅で別れるつもりでいました。 ところが、幟(のぼり)を見て気が変わりました。 なんて書いてあるかというと、「目指せ日本 百年間戦死者ゼロ」その下に小さ な字で「ただいま58年目」と添え書きされています。う〜んと呻ってしまいました。 感動しました。「戦争反対」「イラクに自衛隊派兵をするな」などと訴えるよりも よほどよいではありませんか。 私の息子よりも若い、この行進のリーダーである一良君によると、「交通事故0をめざそう」 という山北町の標語をヒントに書いたとのことでした。 気が付いてみると、私はその幟を担いで、行進の先頭を歩いていました。 歩き出して間もないところで、道の反対側から幟を見たおばさんが「がんばってね」と声を掛けてくれました。 先の戦争で300万人もの戦死者を出したわけですが、そのあまりの悲惨さを教訓に 二度と戦争だけはしまいと58年間戦死者を出さずに来られたわけです。 あと42年間で100年、1世紀の間、戦死者0を守るとの願い。 素晴らしい願いではありませんか! 「それは単なる理想論であって一国平和主義だ」とか、「今の日本はいつミサイ ルが飛んでくるか分からない状態におかれているんだ」というのは簡単ですが、 「100年間戦争による死傷者を出さない。」という決心を日に日に実行していくことが如何に難しいことか。 こんなことをあれこれ考えながら、いつの間にか松田駅も過ぎていました。 このところ雨ばかりでしたので、晴天に恵まれたと喜んでいたのですが、 今までの冷夏が嘘のような暑さになってきました。これほど歩くとは考えていなかったので、 通勤用の革靴で、帽子もかぶっていません。 学校では生徒に紫外線の怖さを説いている私ですが、紫外線の害よりももっと大切なものに 向かって歩いているような気になってきました。 昔見た映画「ガンジー」の中でガンジーを先頭に無抵抗不服従の行進をするシーンが浮かんできました。 何かを訴えるには歩くことが原点なのかもしれないと思ったりもしました。 タダ2本の幟を掲げて、学校には行っていない中学生、高校生と青年の6名、 それにくたびれた中年が1名加わった小さな一群。何だろうと車の中からのぞき込む人、 全く視線も向けない無表情な通行人。そんなことに気を取られないで、タダ歩けばよいと分かった。 「収穫を問わず、ただ耕耘を問う」という古人の言葉もこのことを指しているのかもしれない。 人の評価や、結果など度外視して歩いているわけです。 この炎天下、何十キロも歩いたって一銭の得にもならないし、誰もほめてはくれない。 それでもみんな黙々と歩いています。 「目指せ日本 百年間戦死者ゼロ〜ただ今58年目」の幟はときおり吹く涼風にひるがえっています。 12時半、小田原市、国府津の海辺に到着。そこで、昼食休憩。 2時半の出発の時、私は一人帰路に就きました。 私の心の中にはすがすがしさだけが残っていました。 無事に三日間の平和行進が終わることを念じております。 ******************************************************************************** <2003.9.7>
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