末端価格
末端価格とは商品が消費者に渡る段階での最終的な価格のこと。野菜やガソリンの値段など一般的にも使われる言葉だが、やはり印象に残るのは麻薬や覚醒剤、拳銃の密売・所持の摘発ニュース。「大麻○○kg、末端価格にして?億円」という具合に。
違法商品の場合、パンフレットも定価もなく販売ルートが複雑で警察側としては、日々摘発される多くの人が実際にどのぐらいの値段で購入したかを調べることで、販売ルートの動きや仕入れの状況を把握する。末端価格が大幅に下がれば、大掛かりな密輸があったと推測できるし、末端価格が摘発の進捗具合を知る手掛かりにもなるのである。
麻薬や覚醒剤の場合、仕入れ値と末端価格の差が極端に大きく、これは危険度に応じた上乗せがあるから。大型摘発のニュースを流せば当然末端価格は高騰する。そうすると、流通しづらくなるという効果もある。だから警察発表の末端価格は多少高めに公表されているとも言われる。警察発表は一般向けというよりはむしろ販売ルートへの警告の意味が大きい。


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