オジサンのつぶやき
   【オジサンの息子の挑戦:その2】

親の驚きを尻目に、大胆にも「体操部」に入部した息子。
創部以来の「超大型新人」といわれ、仮入部期間中に、「倒立」をやって先輩を痛め付け、
自分の「腕力」のなさを自覚した息子。さっそく「鉄アレイ」を買ってやったオジサン。
その後は如何に・・・・・・・・・・・・・・


体操部への「仮入部員」は14名いたが、「正式入部」時点で5名に激減したという。
どうも息子の「倒立」を見て自信をなくしたのか? または恐怖心が湧いたのか?
それとも、「こんなヤツと一緒にやるのか!」と幻滅したのか?
少なくとも、「体操部」のイメージを大いに変えたことは事実である。
が、真相は未だ不明である。
1ヶ月前に買ってやった「鉄アレイ」のお陰か、息子の「腕力」には
目覚しい成果が現れてきた。
小学校時代には夢物語であった「腕立て伏せ」が連続回できるようになった。
毎晩、時間の許す限りオジサンの食事中に「実演」してくれる。
小学校時代の「腕立て伏せ」は、必ず足以外の体の一部が地上から離れなかった。
それがどうだろう!
確かに体が床からシッカリと離れている。
まぎれもない「腕立て伏せ」である。
3Kgで2700円も決して高い買い物ではなかったわけだ。
しかし、学校では相変わらず練習は息子だけ「スペシャルメニュー」が続いている。
こんなに走らされる「体操部員」も珍しいらしい。
「それは先輩による復讐と苛めじゃないの?」
かわいい我が息子を心配して母親は問いかける。
「そんなことないよ!!」
息子は反発する。 (そうか、そうか、よしよし!)
数年前、山形県のある中学でおこった「マット昆布巻き苛め殺人」が頭をよぎる。
しかし、待てよ。
あの中学校には、息子を「昆布巻き」にするほど力のある先輩はいない。
まあ、その点は特に心配はいらないか?
むしろ、ひ弱な「先輩」を傷つけはしないかと心配する程である。
息子の「倒立」への挑戦は続く・・・・・・・・・



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