| 年賀の挨拶状 |
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毎年11月のはじめ頃に発売され、年末に向けて慌ただしく準備、年が明けたら配達される年賀状。身近な人へ送る挨拶状であり、またなかなか会えない人、遠方の人へ送る近況報告でもある。この習慣はいつ頃始まったのか。
新年の挨拶状を送る習慣は、古くは平安時代の貴族、江戸時代には武家や商家の間で行なわれていたもの。実際に家々をまわる年始回りが一般的だったが、行けない遠方への挨拶、あるいは風流なものとして。これが庶民に広がったのは近代郵便制度が出来、郵便葉書が発売された明治6年から。12月投函分の元旦配達は明治39年から開始された。 こうして盛んになった年賀状のやり取りだが、昭和15年に戦争の混乱や資源の節約で停止された。戦後の昭和23年に再開され、さらに京都に住む林正治氏が年賀状の復活により戦争で途絶えたお互いの消息が分かればと「お年玉くじ付き年賀はがき」を考案。昭和24年12月に発売されてからは現在まで続くロングセラーとなっている。 |