海苔の裏表
「のり」と言う言葉は、「糊」「血糊(ちのり)」から考えても分かるように、ヌルヌルするものを意味しています。事実海苔ももともとはヌルヌルしています。語源としては、ヌラヌラのヌラ(滑)がなまったものだとする説があります。つまり「ヌラ」→「ヌラリ」→「ノリ」というわけ。
ところで、この海苔ですが裏と表があることをご存知でしょうか。まず海苔の製造法を知っておかないといけません。まず、アサクサノリあるいはアオノリ、アマノリを岩から採取、よく洗いそれを包丁で細かく刻みます。あとは、簀(す)に流し込んで日光で乾燥させるだけ。
この製造法だと、どうしても海苔に「光沢」のある面と、ない面が生じます。この時、日光に直接当たった面はその「光沢」がありません。当然日光に直接当たった方が表とされるべきで、光沢のない面が「表」ということになるのです。よくおにぎりを海苔で巻く時見た目がいいから光沢のある面を外側にしますが、あれは裏側なのです。

※両方光沢がない、つまり両面表の海苔がありますが、あれは表が乾くと一度  裏返して裏側の方も乾かすからです。



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