| お勝手 |
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表の玄関に対して裏口を勝手口という。台所の横についていることも多いが、この台所もまた「勝手」という。勝つ手?裏口や台所と関係があるのだろうか。
実はこれには弓道が深く関係している。一般的に弓道では弓を持つのは左手と決まっていて、「押手(おしで、おして)」と呼ぶ。これに対して、右手は弦をかけて引っ張り、たえる(=勝)ので「勝手」と呼び、左手に比べると多少自由が利く方の手である。 そこから勝手は「自由が利く」という意味でも使われるようになった。さらに昔は女性が自由に使えるのは台所と裏口だけ。だから「勝手」や「勝手口」と呼ぶようになったのである。また、江戸幕府では台所(経済)をあずかる役所を勝手方と呼び、政務の公事方と区別。「勝手気ままに生きる」という言葉も、弓道がもとになっているというのは意外? |