オリンピック公用語
オリンピック憲章第2章27条ではオリンピックでの公式言語をフランス語と英語に定めている。しかしフランス語版と英語版2種類の文書に違いがあればフランス語版を優先、開閉会式でも最初にアナウンスされるのは開催地が英語圏でもフランス語。なぜフランス語が第1公用語なのか。
古代ギリシア・オリンピアの祭典(古代オリンピック)をヒントに、19世紀末フランスのクーベルタン男爵が提唱したのが、現在へと続く近代オリンピック。「近代オリンピックの父」と呼ばれる彼の母国語に敬意を表して、またフランス語は当時の教養人の証でもあったことから、第1公用語として使われている。
大会ごとの書類は通常、フランス語版、英語版、開催国語版が作られる。国際オリンピック委員会(IOC)の総会では2公式言語の他、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、およびアラビア語で同時通訳が提供される。


                戻る