お笑いは色物?
少し前に「いろもん」というトーク番組(?)があったが、芸能界ではお笑いの芸人や異色タレントのことを「色物(いろもの)」と表現することがある。これは別に色男や色女、色々な笑いという意味ではない。
落語の寄席、演芸場ではもちろん主役は落語。でも落語だけでは飽きてしまうとか、次の落語に頭を切り替えるといった目的で、落語以外の芸を挟む。例えば手品や漫才のようなもの。舞台袖には演目を掲げてあり、主役の落語は黒い墨で書き、途中に挟む「落語以外の芸」は朱色で書かれていた。
そこで落語に対する「色物芸」、落語に色を添える「色物芸」ということで、漫才のようなもの、やがてお笑いが「色物」と呼ばれるようになったのである。こういう経緯があるから落語や落語家に対して「色物」というのは間違った使い方で、怒られるので要注意。


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