| 【ペット】 |
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世の中で「癒し」という言葉が流行りだしてから、呼応するような「ペットブーム」。 ひと頃の「ペット」といえば「犬」か「猫」であった。 もちろんオジサンの家にもちゃんとした「ペット」がいる。 今から11年前の4月1日。 ところは渋谷の某デパートのペット販売コーナー。 一番片隅に置かれた小さな金属製の檻の中で眠っていた。 メス犬のため売れ残りのようであった。 生まれは「1992年2月12日」、僅か3週間前である。 実は息子が小学校に入学したら犬を飼うという約束をしていた。 どこの家庭にもある話しである。 その犬は種類が「AMERICAN COCKER SPANIEL」。 成犬になると耳が長く垂れ、前後の足は毛でふさふさに覆われるという。 その時にはそんな姿になるとは予想もできなかった。 その場で購入を決断し手続をして小さなかごに入れてもらって一緒に帰宅した。 1ヶ月半後に、「ジャパン ケンネル クラブ」という団体から、 「国際公認血統証明書」が送付された。 そこには、「犬名」を初めとして、「犬種」「登録番号」「繁殖者」などが記載されている。 「犬名」は生まれた繁殖者名がついた「GISA]。 正式名なのだろうがとても一般的ではない。 オジサンは4月1日に我家の一員になったのだから「桜」と名づけた。 そしてあの寅さんが妹を呼ぶように「さくらヤ!」。 これには家族全員から大顰蹙をかい猛反発される。 仕方ないので呼び名を変えることで双方の主張を取り入れることになった。 そして付いた名前が「チェリー」。 これなら女の子らしくて、まあ桜の季節に我家にやって来たという話もできる。 人間と大きく違う点は生後間もない子犬でも自分でしっかりと歩けることである。 その幼少の頃は隣の子猫とよく遊んでいた。 恐らくは最初に出会った足が4本ある仲間であったに違いない。 その影響か、チェリーは暫くは自分が「犬」であるという自覚が無かった。 散歩中でも他の犬には全く興味を示さない。 関心のあるのは猫と近くの小学校で飼育されているウサギ。 特にウサギ小屋の前ではじっとウサギたちを見つめていると中々動かない。 そのうちよく見るとなんとよだれを垂らしている。 調べてみるとこの犬種は祖先は猟犬だったとか。 どうりで足が太くて丈夫そうなのである。 * ところで「国際公認血統証明書」には先ほどの情報の他に、というよりは、 本来の「血統」情報が記載されている。 チェリーの父親は1985年生まれで母親は1984年生まれ。同じ毛色である。 そして両親の親たち、チェリーの両祖父母の4頭の登録番号と生年月日があり、 さらにその両祖父母のそれぞれの両親が計8頭も記載されている。 最年長の曾祖父は1978年生まれとなっておりおそらくは他界していることだろう。 オジサン自身の血統は、残念ながら祖父あたりまでしかわからず勿論「家系図」など あるわけが無い。 したがって我家で唯一血筋が良いのが(?)チェリーなのである。 * 「ペット」もブームに乗り様々な生き物が登場している。 もっとも最近では動物だけではなく、大のオトナでも「ペット」と呼ばれている人がいる。 ご存知、日本の「ライオン丸宰相」。 なんと呼ばれているかといえば、これも有名になった「ブッシュ・ペット」。 しかしこんなペットはちっとも癒しにはならず、むしろ危険な存在となっている。 こんな「ペット」は瓶詰めにして「ペットボトル」としてイラクへ自衛隊と一緒に送ればよい。 イラクの人たちには迷惑かも知れないが・・・・・・・。 <2003.11.30>
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