ぴかいち
「ぴかいち」という言葉があり、「ぴかいちの美人」などという。「ぴかいち」とは多数の中で最も優れているもののことをいい、漢字で書けば「光一」だが、その「光・ぴか」とは一体どういう意味なのだろうか。
そもそもこの言葉は、花札遊びから来ている。花札の札は1年12ヶ月になぞらえ、各月同種の札4枚、総数48枚からなる。たとえば1月は松で20点の札1枚、5点の札1枚、さらに1点のカス札2枚の計27点となり、以下12月まで異なる点の札に分かれる。総点数は264点、それを3人で競うのが標準的な遊び方。
その花札の中でもっとも点が高いもの、すなわち松・桜・柳(雨)など20点の札を「光りもの」といった。手札は一人で7枚持つが、その中で1枚だけが光りもので、残り6枚がすべてカス札の場合、それを「光一・ぴかいち」と呼んだ。それが転じて、多数の同類の中で最も優れているものをいうのである。

...花札を知らないとさっぱりだと思いますが。



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