オジサンのつぶやき
   【プチな人】

最近、至る所で「プチ」なる言葉をよく見かける。
昨年のサッカーW杯で一気に増えた感じの「プチナショナリズム」。
米国のイラク侵略に対して高まった「プチ反戦」。
本格的にはできないがやってみたいな「プチボランティア」。
このあたりまではオジサンでもなんとなく理解できるのだが、中には「?」というのもあるようだ。
「親がウザい」という理由で外泊し、1〜2週間に一度は家に帰るという「プチ家出」。
小中学生に人気のある、アイドルの姿に憧れ夏休みなんかに受ける「プチ整形」。
ネット上のサイトでは大人気(らしい)「プチお見合い」。
そのほかにも、長年連れ添った夫婦がケンカしてしばらく別居状態になる「プチ離婚」。
まあ、きりが無いほどよくもまあ、こんな言葉ができるものである。
そもそも「プチ」とはフランス語の「petit」、で「小さい、小形な」という意味。
それが頭に付いて造語となると、「ちょっと・・」という意味になり、名詞が動詞に変る。
さしずめ「プチ整形」というと、「ちょっと整形しちゃった」というカジュアルな言葉になってしまう。
オジサンの若い頃もそんな言葉があったのを覚えている。
そう、「プチブル」。
決して「プチなブルセラ」ではない。
「ブルジョワ(金持ち)」になれない市民のことである。
「プチ市民」ではその実体が判らない。
やはり、これはオジサンが大好きな「小市民」と呼ばなくてはならない。
どこにでもいる「小市民」。
しかし本人はできればそれを認めたくない。
でも悲しいかな、隠しても隠しても意に反してチョットした仕草からバレテしまう。

以下に掲げるのは、全てオジサンが日常的に過去から現在まで体験していること。
皆さんも自分の「小市民度」を測ってはいかが?
ひょっとして、オジサン以上の立派な「小市民」がいるかも知れない。

<小市民度チェック>

目薬を差す時に、無意識に口を開けてしまう。

石鹸が磨り減って小さくなったら、新しい石鹸に貼り付けて使う。

紅白歌合戦を少しでも見ないと1年が終わった気がしない。

電子レンジを使うときに、「チン」してと言う。

おまわりさんとすれ違う時、悪いことしてないのに緊張してしまう。

みかんにちっちゃな子供のみかんがついてると嬉しい。

足の小指を打った事がある。

雑誌を買うとき上から3冊目ぐらいを取る。

スーパーで牛乳買うときは、棚の一番後ろから取り出す。

<2003.11.23>



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