ロープウェイのロープ
高い山に登るロープウェイ、スキー場の斜面を登るリフト。どちらも重いものを吊るしているからにはロープにはものすごい重量がかかっている。いくら金属製のロープでも、伸びてしまう。吊るすものの重さにもよるが、ロープウェイの場合は現に半年に1メートルの割合で伸びている。
これを直すため、管理者は3ヶ月〜半年に1回、50センチ〜1メートルほどロープを短くする作業を行っている。もともとロープは1本の綱ではなく、6本の鉄製ワイヤーを編んで1本にし、両端を編みこんでループ状にしたもの。ロープを短くするには、ロープのつなぎ目を解き、1本1本をカット。再び両端を編みこんでつなぐ、という作業をする。手作業のため、作業には半日以上かかるという。
ロープが伸びるということは、1本1本のワイヤーが細くなるということ。だから何度もこの作業を行うと、ワイヤーが切れやすくなり危険。決められた基準値以下になったらロープそのものを新品に換えることになる。稼働率の高いロープウェイの場合は、2年に1度交換。約1週間の作業期間中は営業は休止されるので要注意。


                戻る