催涙スプレー
比較的簡単に手に入り、護身具として定着しつつある催涙スプレー。人が多いところで噴射されたりして騒ぎになることも多いが、その効果は強力。いろいろタイプはあるが、日本で市販されているのは主にCNタイプとOCタイプというもの。後遺症を残さない特徴を持つ。
CNガスはクロロアセトフェノンが主成分の揮発性の物質。気化しやすいから胸元に当てただけで効果を発揮、皮膚や粘膜、特に目に激しい燃焼感を与え痛くて涙が止まらなくなる。しかしこのタイプは危険なはずの麻薬中毒者や泥酔者には効果がないという欠点を持つ。
OCガスはオレオレシン・カプシウム、唐辛子の主成分カプサイシンを利用したもの。CNガスの効果に加えて咳きこむ症状も出て、麻薬中毒者や泥酔者にも使えるのだが、気化しにくいため顔面に直接当てないと効果を発揮しない。
どちらも長所短所があるため、現在主流なのはCN+OCの混合タイプ。またさらに「UV」表示のあるものは、紫外線で浮かび上がる特殊な塗料でマーキングし、犯人特定に繋がる。こんなにスグレモノの催涙スプレーだが、護身用だけでなく暴漢の武器としても使われるのが問題点である。


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