| 最有力候補 |
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アメリカの映画の宣伝文句に「全米NO.1」というものがある。公開初日や公開後1週間の動員数や興行成績など都合の良い部分をとってNO.1と表現するため、NO.1の映画がいくつも存在することは珍しくない。これと同様にいくつも存在する宣伝文句が「アカデミー賞最有力候補」というもの。
アメリカのアカデミー賞は「映画芸術科学アカデミー協会」(The Academy of Motion Picture Arts and Sciences)の5000人を超える会員による投票で各部門ごとに毎年1回決められる賞。会員は著名な映画関係者で、ファン投票や映画評論家の投票で決められる性質のものではない。そのため評判と受賞作が必ずしも一致しないことでも知られている。 最有力候補と冠する映画は、製作会社・配給会社が勝手につけた宣伝文句に過ぎない。こう書くだけである程度興行成績は伸びる。中には「確実」とまでする映画もあるほど。もちろん本当にそうなのかどうかは別の話。しかしこんな文句を使い過ぎると冷めた評価になることもあり、これが原因でアカデミー賞をはじめとする各賞を逃したということも多いとか。 |