サランラップの誕生
ラップフィルムを開発したのはアメリカの2人の技術者ラドウィックとアイアンズ。第二次世界大戦中に、ある時は蚊に悩まされていた兵士の蚊帳として、またある時はジャングルを歩く兵士の靴の中敷きとして(水虫防止)、はたまたある時は銃や弾薬を湿気から守るための包装フィルムとして使われていた。
戦争が終わると需要が激減。2人の技術者が別の使い道を模索していたある日のこと。お互いの奥さんを連れてピクニックに出かけた。ラドウィックの奥さんがバスケットからレタスを取り出すと、レタスは夫が会社で作っていたフィルムで包まれていた。しかも、レタスはみずみずしさを保っていたのである。「このラップきれい、どこで売ってるの?」と評判になっていく。
驚いたラドウィックとアイアンズは翌日上司に報告、クリング・ラップ・カンパニーを設立、紙管に樹脂フィルムを巻きつけて箱詰め、めでたく第1号が完成したのである。そしてこのラップフィルムはラドウィックとアイアンズの妻「サラ(Sarah)」と「アン(Ann)」にちなんで「サランラップ」と名付けられたというわけ。


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