| だれが紳士 |
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紳士といえば英語で言うとジェントルマン。私たちの一般的なイメージでは、タキシードにシルクハット、馬車に乗った高級貴族、そんな結構古ぼけたものがあるが、ジェントルマンという英訳はさて置き、「紳士」という日本語には由来があるのをご存知だろうか。
皆さんご存知の聖徳太子は603年に冠位十二階という制度を定めました。今でいうところの、能力主義、ぐらいでしょうか、能力のある者を高い地位に途用する、そういう制度。その階級の区別が一目で分かるように色の違った冠を用いた、というのは歴史で勉強済み。 その頃役人たちは、礼服の腰の部分に「紳」といわれる大帯を締めていました。実は、これが「紳士」という言葉の由来であって、この大帯を締めていた人たちは社会的地位のある人や、高潔な人であったことから「紳士」はそんな男性の代名詞になったのです。「紳士」という言葉はどうも明治の文明開化の頃に出来上がった言葉のようですが、意外や意外、そんな古いものだったのです。 |