| 信用金庫 |
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「銀行」という訳語は、中国が"銀本位制"だったことと、「行」が中国では、商店とか市場を意味することが由来と言われる。ところで、同じ金融機関でも、「信用金庫」というのがある。取引の中心は地域の中小企業や商店などだが、業務は銀行と基本的には同じ。なのになぜ、「信用銀行」ではなく、「信用金庫」なのだろうか。
もともと信用金庫の前身は「信用組合」。昭和26年に信用金庫法が交付されてからのことである。もちろん、信用"銀行"にしよう、とか信用"銀庫"にしようという案もあったのだが、「銀行」という言葉が出来た当時とは時代も違い、「金」の方が、人々の注目を得やすいし、同じ地域の金融機関として銀行との違いを強調するために、別の名前にしようということで、金庫になったという。 ちなみに信用金庫とその前身の信用組合との違いは、会員制度。信用組合は、もともと農民や中小商工業者の救済、金融の円滑が目的だったから、会員以外は預金が出来ない。これに対して、現在の信用金庫は融資に関しては原則として会員のみを対象にしているが、預金は会員以外でも利用できる。 |