知らねぇよ
キャプテン・クックがオーストラリアを発見したのは1770年のこと。クックは、1728年、イギリスに農民の子として生まれたが、海軍に入り、独学で航海術や数学を身につける。その知識を見込まれ、「地球の平衡が保たれているのは、南半球にも大陸があるはず」という学説の立証のため、太平洋へ探検航海を命じられた...ということは知られている。
そのキャプテンクックがはじめてオーストラリアに上陸したときのこと、北半球では見たこともない動物がいるのを見つけるのです。そりゃあんな不思議な生き物がいたら...。乗組員が「あれは何という動物だ?」と、先住民族のアボリジニに尋ねると、返ってきた言葉は「知らねぇよ。」だったのです。
アボリジニの言葉で「知らねぇよ。」を意味する言葉は「カンガルー」。オーストラリア大陸独特の「有袋動物」の代表格、カンガルーの名前は、アボリジニ語では「知らねぇよ。」。それが今でもずっと使われているとか。乗組員でもアボリジニ語は理解できませんから。


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