消火器の仕組み
身近にあるのによく知らない消火器。なかなか使う機会が無いのもその原因。消火器自体は水消火器や泡消火器、強化液消化器、ハロゲン化物消火器などがあり一般用がABC粉末消火器と呼ばれるもの。A火災(紙や木材などの普通火災)、B火災(油火災)、C火災(電気火災)全てに効果があるタイプ。それぞれ白・黄色・青で表示されている。
元々消火といえば水だったが、金属塩の水溶液がただの水よりも効果的であることが発見された。しかし水溶液はA火災のみに有効で、油や電気の火災に対してはさらなる危険を伴う。そこで粉末式の登場。消火用の粉末薬剤を二酸化炭素で押し出し、霧状に放射するもの。
含まれるリン酸アンモニウムや重炭酸ナトリウムは、燃えにくくしたり、火の粉の抑制、冷却といった効果を持ち、いろんな方法で鎮火に挑む。さらに噴射に使う二酸化炭素が酸素の供給を阻み、火が消えるというわけ。本来はそれぞれの火災にあった消火器を使うのだが、このABC粉末消火器なら、1本で済むスグレモノ。もちろん、完璧ではないので消火後の処理もお忘れなく。


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