| テフロンの謎 |
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油を敷かなくても大丈夫、焦げ付かないし錆びにくい、そんなテフロン加工のフライパン。テフロンというのはデュポン社の商品名(登録商標)で、一般的にはフッ素樹脂。なぜテフロン加工のフライパンは焦げ付かないのか。
テフロンは結合力が非常に強い炭素原子とフッ素原子が結びつき、さらにいくつも連なったもの。他の物質と結合するスキがなく、また表面の非常に小さな凹凸で、接触面が小さくなるというのが「くっつかない」理由である。 では、くっつきにくいテフロンをどうやって表面に塗るのか。1つはフライパンの表面に細かい傷をつけてから塗る方法。しかしこれは引っ掻きで取れやすい。そこでもう1つの、間に接着剤とテフロンを混ぜたものを塗って、その上から樹脂…という具合に段階的に塗る方法が多く使われる。 テフロンの耐熱温度は約260℃。これ以上の高温になると表面の樹脂の結合が弱くなり性能が落ちるため、余熱の範囲を超える空焚きや、材料が少ない状態での「強火」での使用は避けなければならない。 |