| 敵意なき侵犯 |
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航空機に何らかのトラブルがあった場合、あるいはパイロットが亡命を求める場合、勝手に他国の領空に入るということがある。民間の旅客機ならともかく、戦闘機だと誤解を招きやすい。領空侵犯ですぐに撃墜されるかというとそうでもない。そういう時の「作法」がある。
まず国際的に決められた共通の「航空緊急周波数」なるものがある。121.5MHzや243.0MHzに合わせて意思を伝えるのが最初の方法。言葉が通じない場合でもスイッチ1つを入れるだけでビーコンによる救難信号を出す方法もある。逆にこの周波数を使って相手に呼びかけることもある。 しかしこれが上手く伝わらない場合には「機体」で表現することになる。相手の迎撃機と出会ったり砲撃を受けそうになった時には、主翼を左右に数回振ったり車輪を出したりすることが敵意のないことの表し方。これが確認されれば誘導に従って無事着陸できるのである。 |