| 照れちゃいます |
|
どこでも同じだろうと思ってしまいがちだけど、照れたり恥ずかしかったりするときにする動作「頭を掻く」というのは、日本人と韓国人の特徴的な動作。では、なぜ照れたときに頭を掻くのか、これにはいくつかの説があるのだが、民俗学者の柳田国男の著書の中での説明を書いてみることにする。あくまで、日本人の場合なのだが…。
その昔、照明器具として行灯(あんどん)が用いられていた。それを掃除するのは女の役目で、行灯を掃除したときに油が手につくと、その油を無駄にしないために、髪になすりつけた。それが癖になって、手を頭に持っていくようになった、というものである。 その一方、男は昔は髪を結っていて、女のように櫛(くし)を持って歩いたりしなかったので、かゆいときには指を使って掻いた。このいうふうにして女も男も頭(髪)を触る癖がつく。それで手で頭を掻くしぐさの元になっている…と言う。照れくさいとき、恥ずかしいときは手持ち無沙汰で手を頭に持っていくのかどうかは定かではない。 |