2つのペーパー
トイレでティッシュペーパーを流してはいけないとされる。これはトイレットペーパーは水に溶け、ティッシュペーパーは水に溶けないのが理由だが、この違いを生むのは何だろう。
基本的に繊維の並び方が違う。トイレでの使用を大前提としたトイレットペーパーには、木材より繊維の短い古紙(再生紙)が使われ、素早く水分を吸収して、素早く水に溶けるために、繊維を薄くすいてある。(木材パルプを使用したものもあるが、やはり薄い)
これに対し、ティッシュペーパーは、繊維が一方向に並んでいることで、縦と横の強度が3倍以上違う。さらに、水に濡れてもすぐには破れないよう薬品を加えているため、トイレに流しても水に溶ける前に詰まってしまう。これだけ丈夫な繊維でもトイレットペーパーより柔らかいのは、紙自体に細かくシワがつけられているからで、「柔らかい=溶けやすい」というわけではない。


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