宇宙はどこから?
宇宙はどこまで?と聞かれると、誰も答えられないと思います。それもそのはず、今の学説では、宇宙は無限に拡大しつつある、とされているからです。(果てがあるという説もありますが)では、宇宙はどこからなのでしょうか。実はこっちの方が世界中の学者を悩ませている難問かもしれないのです。
今ある意見の中で、空気がなくなる高さより上を宇宙と決めようというものがあります。つまり、飛行機が飛べない高さより上が宇宙と言う考え方です。しかし、空気はだんだん薄くなっているのでどこからなくなるか、はっきり言えません。そこで、人工衛星が燃え尽きないで軌道上を飛べる高さ(低いと空気との摩擦で燃え尽き、高いと空気との摩擦がほぼ0になります。)、90〜110キロメートルにしようという意見もあります。
しかし、宇宙の範囲を決める、ということ自体に反対している国もいくつかあります。アメリカなどは、「宇宙での自由な活動が制限される」といって反対しています。実は、その国の領空というのは、「大気圏より下」とはいうものの、実際のところは宇宙との境ということになります。宇宙の範囲を決めると、それ以下の高さが、それぞれの国の領空の決定ということになるのです。ですから、宇宙の憲法といわれる「宇宙条約」(1967年発効)でも、まだ宇宙の範囲を決めていないのが現状。


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