| ボイスレコーダー |
|
火災や墜落など、飛行機に関する事故の後に必ずと言っていいほどニュースに出てくる言葉「ボイスレコーダー」。事故の原因究明などにとても役立つこれは、コックピット内の乗員のやり取りを録音するもの。ただそれだけのもの。ボイスレコーダーは飛行機事故の衝撃を受けても滅多に壊れることはない。
まあ、壊れてしまえば原因究明が出来ないからこそ、壊れないようになっているのだが、一体どんな仕組みになっているのだろう。ボイスレコーダーの中には録音装置が入った保護カプセルがある。銀色の約15センチ四方のカプセルで、外側は厚さ2.5ミリのチタン製。チタンは金属では最も強度と耐熱性があるとされている。さらに、内部は合成樹脂の衝撃吸収材に覆われている。これで、衝撃にも耐えうる。 カプセルは水深6000メートルの水圧にも耐えられるようになっており、飛行機が事故を起こしても、最も衝撃を受けにくい機体後部のトイレの上に置かれている。ここでポイントなのは、カプセルに繋がれる配線や電源は壊れないようにはなっていない。というのも、ボイスレコーダーが機能するのは事故の直前までだから。ちなみに、ボイスレコーダーは1975年の導入以来、世界中のどんな事故でも壊れたことはないらしい。 |