ホワイトハウス
言うまでもなく、「ホワイトハウス」はアメリカ大統領官邸の別称。今の時代、これを知らない人はいないでしょう。現在ではアメリカ大統領の地位の象徴のようになっています。このホワイトハウス、文字どおり全体が真っ白に塗られた建物ですが、完成当時から今のような姿だったわけではありません。
大統領官邸が完成したのは1800年。最初の住人は二代大統領のジョン・アダムズですが、この頃は今のような白い建物ではありません独立後間もない1810年頃、アメリカはヨーロッパのナポレオン戦争に対し中立を守り、貿易上の利益を守ろうとしましたが、ナポレオンと戦っていたイギリスはアメリカの通商を妨害しました。
こうして起きたのが米英戦争(1812〜14年)ですが、この戦争で首都ワシントンの大統領官邸も一時戦火に巻き込まれ、1814年に大半が焼失してしまいました。翌1815年、全面改装を行う時に、火事で焼けこげたあとを隠すために、全体を白くペンキで塗ったのです。これがホワイトハウスの名の起こり。ちなみに、ホワイトハウスが正式の呼称として使われるようになったのは二十六代大統領ルーズベルトが便箋にホワイトハウスの名を入れてから。


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