IRD ◆Integrated Receiver & Decoder。直訳すると受信解読集積器。スカイパーフェクTVやディレクTVなど有料デジタルTV放送の受信機。受信機能やデジタル・アナログ変換機能に加え、視聴データの記録やペイ・パー・ビューの自動課金を行う顧客管理機能を搭載。セット・トップ・ボックス(Set Top Box=STB)とも言う。
ISDB ◆Integrated Services Digital Broadcasting。複合デジタル放送。通常のテレビ番組の他、複数の映像/音声/文字/データ等の情報をデジタル化により小さな単位に分割し、まとめたものを一つのチャンネルで送る放送システム。
アウトオブハウス制作 ◆社外制作。TV番組の制作を外部に委託すること。プロダクション制作とも言う。
→インハウス制作
アスペクト比 ◆テレビ画面の縦と横の長さの比。現行のテレビは3:4、ハイビジョンは9:16。
EPG ◆Electric Program Guide。多チャンネルTVで画面上に表示される番組検索システム。「テレビ・ナビーゲーター」とも呼ぶべき優れた機能。
インターレース ◆画像表示の1方式。ちらつきを少なくするのが目的。走査線1本おきに動画を送り、走査線262.5本の画面2枚(262.5×2=525本)で完全な画像を構成する。
→NTSC方式
インタラクティブ ◆情報の双方向性(=Interactive)を表す言葉。放送のデジタル化に期待される最大のメリット。
インハウス制作 ◆社内制作。TV番組を自社のスタッフで制作すること。
→アウトオブハウス制作
衛星放送 →BS放送、CS放送
映像懇 ◆映像分野の著作権等に係る諸問題に関する懇談会。文化庁長官の私的諮問機関として1998年11月設立。映画/放送事業者、製作者、実演家、関係官庁等で構成。情報のデジタル化/ネットワーク化に伴う映像著作権のあり方を検討。
ATP ◆Association of All Japan TV Program Production Companies(全日本テレビ番組製作社連盟)。1982年設立。東阪の主要テレビ番組プロダクションで組織。制作環境の改善、下請け的地位からの脱却、二次使用を含む権利要求を掲げる製作者のネットワ−ク。加盟65社。
HDTV ◆High Definition TV。高精細度テレビ。高品位テレビとも言う。
→ハイビジョンTV
SFN ◆Single Frequency Network。単一周波数。
STB →IRD
SDTV ◆Standard Definition TV。標準テレビジョン。
FCC ◆〔米〕Federal Communications Commission。連邦通信委員会。通信放送行政を管轄する政府機関。市場原理を重視し、民間の自由競争を尊重するのが特徴。
F1 ◆視聴率測定におけるターゲット区分のひとつ。Fは女性(=Female)、1は20〜34歳の年齢層を示す。広告主/代理店共に最も気にする区分。モータースポーツのF1(Formula 1)とは何の関係もない。
NTSC方式 ◆National Television System Committee standard。日本、米国を中心に採用されているカラーテレビ放送の電送方式。走査線数525本、1秒30画面のインタレース方式と規定。欧州ではPAL方式やセカム方式を採用、NTSC方式との互換性がなく、日本の一般のビデオデッキでは再生できない。
MPEG(エムペグ) ◆Motion Picture Experts Group。カラー動画圧縮技術の国際規格。MPEG1はCD‐ROM、MPEG2はDVD/HDTV、MPEG4は移動通信を対象。
MP3 ◆MPeg audio player3。MPEG規格における音声圧縮技術。Layer3のアルゴリズムを利用して作成された音声圧縮ファイルのこと。CD品質の音声を聞く上で劣化のないように圧縮するとLayer1では1/4、Layer2では1/6〜1/8でLayer3では1/10〜1/12となる。