サーバー ◆情報を蓄積/発信するためのコンピュータ。
サイマル放送 ◆同一の番組を同時に複数のチャンネル/メディアで放送すること。ここでは、デジタル放送方式でもアナログ放送の番組が視聴できる放送。地上デジタル放送導入に伴って、普及までの移行措置として2010年まで実施。
3大ネットワーク ◆〔米〕ABC、CBS、NBCの総称。
CATV ◆Cable Television。ケーブルテレビ。アンテナにより電波を受信するのではなく、通信ケーブルを媒体とするテレビ。
CSA ◆〔仏〕Conseil Superieur de L'audiovisuel(視聴覚最高評議会)の略。政府から独立したテレビ/ラジオ監督機関。放送局の免許更新の最終決定も行う。
CS放送 ◆通信衛星(CS=Communication Satellite)による放送。小型で出力が少ないため大きなアンテナを必要とし画像の鮮明さに難があると言われたが、技術革新によりBSと遜色がなくなりつつある。
→BS放送
CSデジタル放送 ◆CSによるデジタル放送。1996年本放送開始。スカイパーフェクTV、ディレクTVが代表的。
→デジタル放送
シネコン →シネマ・コンプレックス
シネマ・コンプレックス ◆Cinema Complex(複合型映画館)。一つの建物に複数のニミシアターを設置し、各スクリーンでファミリー向け/カップル向け/子供向けといった様々な客層に向けた映画を上映するタイプの映画館。シネコンは略称。
シナリオ作協 ◆協同組合 日本シナリオ作家協会。脚本の著作物の仲介業務団体。1965年設立。放送/ビデオ化等に関する著作権を管理。劇場用映画やテレビ映画の脚本家を中心に350名が加入。
→仲介業務団体
ジャスラック(JASRAC) ◆(社)日本音楽著作権協会。音楽著作権の仲介業務団体。1939年設立。作曲家、作詞家、編曲家、音楽出版社から著作権を預かり、音楽利用者から徴収した使用料を著作権者に分配。会員は11000。 →仲介業務団体
シンディケーション ◆TV番組の配給/販売。米ではシンディケーション市場が形成され、放送界で重要な構造を占めるにいたっている。
シンディケーション・ルール
(Syndication Rule)
◆〔米〕3大ネットワークが、独自に制作していない番組をCATVを含む独立放送局へ販売することを禁止した規則。
シンディケーター ◆番組販売業。米では20世紀フォックス、MCA、MGA、ディズニー等の大資本も参加、数十に亙る大手シンディケーターがひしめいている。
スーパーバード ◆通信衛星のひとつ。「宇宙通信」が運営する衛星の名称。「スカイポートTV」(CNN、MTV、スターチャンネル)が使用。
スカイパーフェクTV ◆CSデジタル放送局。伊藤忠、日商岩井、三井物産、住友商事を中心に設立。パーフェクTVとして1996年10月本放送開始。1998年5月、JスカイBとの合併によりスカイパーフェクTVに改称。マードック率いるニューズコーポレーションに加え、ソニー、ソフトバンク、フジテレビが大株主となった。チャンネル数はテレビ放送163、音声放送106。95万世帯が加入。愛称はスカパー。
→ディレクTV
ストレート・キャッシュ・シンディケーション
(Straight Cash Syndication)
◆〔米〕TV番組の取り引き形態のひとつ。競売方式ともいう。ネットワークで成功した番組を、最も高額になるよう競売するシステム。各ネットワークは国内に12局までしかネットを持てないので各地域の独立局に再販できる可能性が高い。
→キャッシュ・シンディケーション・ステップ・バイ・ステップ、バーター・シンディケーション
セカム(SECAM)方式 ◆Sequential Couleur a Memorie standard。仏、露、東欧の一部で採用されているカラーテレビ放送の電送方式。走査線数はPAL方式と同じ625本だが、色の信号や音声の送り方が異なる。
セット・トップ・ボックス →IRD
走査線 ◆テレビやパソコンの画面を構成する映像情報を伴った線。画素を横にたどって情報を送る。日本の従来型テレビで525本、ハイビジョンでは1125本。1画面の走査線数が多いほど解像度は高い。
送信可能権 ◆インターネットやLAN等のネットワークに対して実演がサーバーに録音されるに当たっての排他的権利。98年、著作権の改正により規定。これによりインターネットに接続するサーバーに実演を録音するプロバイダーは実演家の許諾が必要となった。